お風呂のお湯はためるのに結構な量のお湯を使いますが、当然ためたお湯にはガス代と水道代が掛かっています。
毎日入るお風呂。湯船一杯にたまったお湯の光熱費を何となくでも把握出来てる方は少ないのでは?
今回一人暮らしを例にしてお風呂の浴槽にお湯をためる光熱費が一体幾ら掛かっているのかを一般的に掛かる光熱費の大まかな平均代金を使い具体的に計算してみます。
お風呂の水道代
水1Lの平均的な代金をおおよそ0.25円とします。
一人暮らし用のコンパクトサイズな浴槽に使うお湯の量はだいたい200L
- 200L×0.25円=水道代約50円/回
お風呂のガス代
200Lの水温20度の水をお風呂の適温45度まで温めるガス代のおおよその目安
- 都市ガスの場合 約55円/回
- プロパンガス(LPガス)の場合 約150円/回
お風呂一カ月に掛かる費用
この計算で見ると毎日のお風呂にお湯を溜めるのに掛かる費用は
1日 | 30日 | |
都市ガス | 約105円 | 約3150円 |
プロパンガス | 約200円 | 約6000円 |
光熱費をそんなに使ってない筈なのに毎月の請求額が結構な値段しているのはまさしくこれが原因です。お風呂のお湯を再利用するだけでこれに近いコストが毎日節約されるのと同じことなんです。
しかも洗濯への再利用だと水で洗うよりお湯を使った方が汚れ落ちも良く綺麗になるので、節約目的に限らずひと手間かけて再利用したお湯で衣類を洗う価値があります。
衣類をお湯で洗うメリット
- 皮脂汚れが緩んで衣類の汚れが落ちやすくなる
- 洗濯洗剤が綺麗にムラ無くとけ洗浄力がアップする
- 匂いも綺麗に落ちてスッキリする
このようにはっきり具体的な数字にして見てみると、お風呂のお湯を再利用せずにそのまま流し洗濯でまた何リットルも水をためるのはとても勿体無いことなんです。
洗濯機の電気代と時間の節約
更に水の変わりにお湯で洗濯すればお湯が油汚れを分解してくれて洗濯機の”洗う”タイムを少し短く設定しても今までと全く変わらない洗いあがりになります。
あなたがもし普段お風呂に入るとき浴槽に浸かりシャワーで頭や体を洗い流していて、そこに節約を一切取り入れて無いならシャワーヘッドの交換と残り湯の再利用を検討してみる価値ありです。
紹介したアイテムを揃えてほんの少しだけいつものルーティンを変えるだけで今よりも豊かな暮らしが低コストで簡単に実現出来ますよ。
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