【最終結論】賃貸vs持ち家はどっちが良いかのこれが答えです‼

はい。どっちがお得か？その答えは＝多勢にとって賃貸の方がおとくでーす！
ということで以上、最終結論が出ましたので皆さんさよなら～

・・・ってこれでは短すぎますのでその理由をこれから詳しく説明していきますね。

多くの場合賃貸の方がお得

なぜ多くの場合という言い方をするのかというと、東京都心や再開発により地価がバブルのように上がり続ける場所の購入であれば持ち家がお得になる場合もあります。そういった先程の例以外の殆どの場合賃貸がお得です。

これは損か得かで言うなら賃貸がお得ですと言う意味で、もちろん損得など抜きにして家を買うのが人生の夢だという方は一刻も早く夢をかなえて幸せになることを優先するべきです。

家を購入した方が資産形成になるから賃貸よりお得は間違い

一般的によく聞くのが、賃貸だと払った家賃はかえって来ないけど持ち家ならローンなどで毎月家賃と同額を支払ってもいずれ自分のモノになるから資産形成で貯金みたいなものだと考え、結果として購入した方がお得だとたいていのひとは考えると思います。不動産屋さんなんかもそのような営業トークで購入したい欲の背中を押してきます。しかし、家の購入金額を支払ってもそのあと維持費用がたくさんかかってきます。そこが落とし穴なんです。

家を購入後にかかってくる維持費について

• ローンで購入した場合利子がかかってくるので月々の支払い額がそのまま元本返済＝資産形成とはならない。
• 家を購入するとその評価額の固定資産税が毎年かかる。
• 持ち家を維持するにあたりメンテナンスと修繕費用がかかってくる。
• 火災保険や地震保険がかかる。

これら家の購入金額以外にかかってくる費用が想像よりもかなり大きな額になってきます。

時間と共に家の価値は下がる

新築を購入し契約ハンコを押したその瞬間からその家の新築プレミアムは無くなり中古物件になってしまうので、まだ一日も住んで無かったとしてもその価値はいきなり大きく下がります。新車などと同じ原理ですね。それは家でも車でも販売するのに莫大なコストがかかるからなんです。

さらに時間と共に建物の価値が下がっていきます。

一般的に木造の場合は築10年でおおよそ半分程度まで下がり、約20年では家の価値がゼロになると言われています。例えば3000万の家を購入してそこに20年も住めば売却するときは、土地の値段プラスその上に立っている家本体の価値はもうオマケ程度にしかならないということなんです。もちろん全ての家にこの条件が当てはまる訳ではありませんがほとんどの木造建築が当てはまります。

３５年ローンは危険

家を建てる時に多くの方は３０～３５年ローンを組むのではないでしょうか？

例えば５０００万の家を建てたとしてその家が３５年後にさておいくらになるでしょう。新築の場合１５００～２０００万円が土地の値段、３０００～３５００万円が家の値段。

木造新築の場合２２年で減価償却が終わって建物の価値は帳簿上の０円になります。もちろん現実では売却の際２２年経っても建物の程度などにより中古一戸建てで家本体価格がタダとまではならないのですが帳簿上は０円です。

バブルの場合などは別ですがもし景気が一定なら価値はどんどん下がっていき３５年でおおよそ２０００～２５００万円になる場合が多いです。ということは２５００～３０００万円ぶんの価値が落ちたことになり計算すると年間で約１００万円近く無くなり続ける計算です。家賃にすると月々８万程度ですね。更に３５年経った中古物件を２０００～２５００万円で売却するのも簡単にはいきません。

ライフスタイルについて

家を建てると仕事でもなんでもその範囲内で固定されてしまいます。

もし１０年後にライフスタイルが変わったら一戸建てが足かせになるおそれも出てきます。更に住まいは職場から近い場所、通える範囲のところ、そう考えると希望の場所というより一定条件の中から最も希望に合うものを選ぶことになります。本当の夢は山があって近くに川があって小鳥がさえずるような場所に住みたくても定年までは職場中心になりそうはいかないということ。

ひとつの考えとして定年までは職場中心の賃貸暮らしで、定年以降に好きな場所に移住するという選択肢もあります。

賃貸なら気分転換に引っ越ししたり出来るし経年劣化による修理費用は大家さんが負担してくれます。

まとめ

今回バブルや都心以外の景気が一定な場合は新築戸建てよりも賃貸がお得というお話をしました。トータルして考えると新築にこだわりがなければ２２年を過ぎた中古物件の購入が一番の狙い目なんですね。ひとは色んな事情で家を手放します。そこにお宝が眠っていると管理人は考えています。予算が２０００万円として新築を建てるなら大したものが建たないかもしれませんが、中古戸建で築２２～３０年程度の物件なら２０００万でかなりよりどりみどりが見つかります。

歳を重ねて６５を過ぎれば賃貸がなかなか借りづらくなったりします。

あなたのライフスタイルに合わせた一番のやり方をじっくり考えてみてはいかが？それでは次回のブログでお会いしましょう！